こどもにはこどもの思いがあるんだなー。

こどもにはこどもの思いがあるんだなー。

息子が先日怪我をして帰ってきました。(息子は年中さんです。)

膝を擦りむいたようで、血が固まったあとがありました。1ヶ所ではなく両ひざ。

本人にどうしてこうなったか聞いてみました。

息子「クリスマスの練習のあとになったんだ」
 母「先生に傷見せた?」
 息子「見せてない」
 母「見せてないんだー。(内心見せてほしかったと思ってました)」「なんで?」
 息子「見せると先生のお話が聞けないから」

息子には息子の考えがあって見せてなかったんです。

ちなみにこの時に「なんで?!!!!」って強く聞くと心を閉ざします。「なんのために?ママはただ知りたい」って気持ちの方が良さそうですね。

以前のわたしなら

以前のわたしなら、先生に傷の処置をしてもらわなかったことに対して息子に、「なんで?」「どうして?」「バイ菌はいったらどうするの?」と高圧的にいやというくらい聞いていたと思います。

そんなわたしですから、息子もここまで話してくれてはいなかったと思います。これ以上いうと怒られるってバリアでね。

だって、傷を見せたら私(母親)が過剰に反応して、本人にとっては面倒くさいじたいになるので、傷の向こう側にあった本人の本音にまでは届かなかったと思います。

その会話の続きは

母「そっかー、お話が聞けないのが嫌だったんだ」
息子「先生のお話聞いてないと次なにするか分からなくなるから」

私はこの会話から2つのことに気づきました。

ひとつ目は、【息子が先生の話をとても大切にしているということ。】その思いの裏には、聞いてないと怒られるっていうこともあるかもしれません。きちんとやりたいという自立心かもしれません。息子の話を聞く限りでは、話を聞きたかった理由はこの二点のように感じました。

二つ目は、【選ぶことができる】ということ。息子は、傷を報告するという行為と自分の気持ちを優先するという行為を天秤にかけて、今の自分にとってよりベターな方を選んだということです。

私に言われているから、傷を見せるのではなくて、自分で考えて、選択をしたということ。

私はとてもそれが嬉しかったです。自分で考えて、選択をする。選択するのは紛れもなく本人で、その結果を受け止めるのも本人です。

選んだのがこども本人なので結果もきちんと受け入れられるんですね。

ちなみに、今回は、先生に言わなくてそのあと痛かったっていっていました。でも本人なので満足げ。子ども子どもと思っていても、ひとつの自立した個人ですね、自分で考えて選択したことに成長を感じて嬉しくなっちゃいました。

こどもの気持ちをくみ取るためには会話力ですね。

わたしが実践する子育てはこちら

 

 

 

大倉恵美
はじめまして、大倉恵美です。
【女性の笑顔が増えると、
世界はもっと幸せになる!】
ありのままの自分を受け入れ、
自分の一番身近な洋服を整えることで、
人生も豊かになっていくことを伝えていきたいと思っています。
女性の笑顔を洋服という手段を用いて、からサポートしていきたいと思っています。

また、アドラー心理学 ELM勇気づけ講座を通して
「自己肯定感UP」や「コミュニケーション」について伝えられたら嬉しいです。



詳しくはこちら