各章のご紹介

【第1章】さまざまな見方、考え方の存在を認める
日常生活において他者の行動について疑問に思ったことはありませんか?
ひとそれぞれ考え方があるということを具体的にワークを通して学んでみませんか?
参加者の方の見方、考え方に触れながら、さまざまな見方、考え方を認めるということを体験してみましょう。

 

【第2章】聴き上手になる
お子さんの話を普段どのように聴いていますか?
聴くことだけでも、お子さんの自己肯定感は高まります。より良いコミュニケーションのためには聴くこともとても、重要です。
この章では実習を通していろいろな聴き方を体験していただきます。
そして、「聴き上手」の対応について学びましょう。

 

【第3章】言い方を工夫しよう
この章では、ものの言い方について学びます。
皆さんにはお子さんや旦那さんに自分の要求を伝えるときにどのように伝えていますか?
冷蔵庫に大切にとってあったプリンが食べられてしまったらどのように対応しますか?
ムッとして不機嫌になる、ガッカリする、怒る。
どのように伝えたら、自分も相手も気持ちがいいでしょうか?この章では、より適切なものの言い方について学びましょう。

 

【第4章】感情と上手につきあう
皆さんは感情とどのように付き合っていますか?感情を爆発させている、抑え込んでいるetc.
どのような感情であっても大切な心のサインであり、コントロール出来ないものではありません。
まずは、感情を受け入れましょう。そして、感情を使う目的を知り、感情を上手に表現する方法を学びましょう。

【第5章】自分のスタイルを明確にする
自分の考え方や物事の捉え方の特質を知ることによって、自分のスタイルを明確にし、自分自身を勇気づけましょう。ワークを通して、自分のスタイルを学びます。

【第6章】セルフトークを意識する
人間は知らず知らずのうちに、1日に何万回と「心の中でつぶやいて」います。それが、ネガティブな表現だったらどうでしょうか?
また、ポジティブな表現ならどうでしょうか?
普段自分がどのような言葉を使っているのかワークを通して考えながら、悪い習慣を見つけたらいい習慣へと変えていきましょう。

【第7章】目的を意識する
日常生活において自分や他人の言動について「何で?!」と、考えたことはありませんか?
この章ではワークを用いて皆さんと意見をシェアしながら、人の言動の背後には、ポジティブな目的が存在することを学びます。
ポジティブな目的を意識することで自他の行動の受け止め方を変えることが出来ます。そして、それは勇気づけの原動力になります。

【第8章】自分の人生を引き受ける
周囲の人と比べて劣等感を抱いたことはありませんか?「こどもの頃の環境が自分に大きな影響を与えている」と自分を縛ってしまっていることはありませんか?

 その後どうしていくかは、自分で選択することが出来ます。
この章では、自分の意思を大切にし、決意することの重要性を学びましょう。

【第9章】自分のよさを再発見する
私たちは自分でいいところを見つけにくく、他人からも教えてもらえないような環境で生活しています。
この章では、参加者の方の力も借りながら、「自分のよさを再発見する」ことの大切さを学んでいきます。そして、勇気づけ(=困難を克服する活力を与える)のきっかけを作りたいと思います。

【第10章】あたりまえの価値を再確認する
本来「出来て当たり前」はひとつもなかったはずなのに、それが自然の習慣になると「あたりまえ」と見逃し、要求がエスカレートし、「ダメだし」に繋がることは珍しくありません。
この章では、「あたりまえなこと」の中にある「よいところ」を認めて表現するという習慣を身に付けましょう。
「ヨイ出し」をすることによって、自分自身も他者も勇気づけましょう。

【第11章】物事を前向きに考える
この章では、ワークを通して「物事を前向きに考える」とはどういうことか、どういうようにすれば、前向きに考えていけるのか、考えていきます。
短所のいい面に注目して、考え方を肯定的・積極的に変えていきます。

【第12章】勇気づけをする
「勇気」とは、困難を克服する力。「勇気づけ」とは、困難を克服する活力を与えること。
「勇気」とは、自分自身を信頼し、自分自身の可能性を固く信じているからこそ生まれます。
自分自身そして、他者への勇気づけを始めましょう♪