母校でキャリア教育講演をするという夢

先日、母校である弥富北中学校でキャリア教育講演をさせていただきました。
実は私には、ずっと前からひとつの夢がありました。
「母校で講演をすること」
です。
講演といっても、立派な話をしたいわけではありません。
ただ、「こんな仕事もあるんだよ」と、今の私の仕事を紹介したいと思っていました。
学生時代の私は、選択肢を知りませんでした
私は学生時代、とても真面目な子どもでした。
生徒会もやっていましたし、周りから見れば優等生だったと思います。
当時の私は、
「いい大学に行けば、いい会社に入れる」
そんな価値観の中で育ちました。
だから勉強は頑張っていましたし、国立大学を目指していました。
でも今振り返ると、私は世の中の仕事をほとんど知りませんでした。
もちろん、今の仕事であるイメージコンサルタントという職業も知りませんでした。
もしあの頃の私が、
- 似合うを提案する仕事がある
- 外見を通して自信を育てる仕事がある
そんなことを知っていたら、もっと違う目線で社会を見られたかもしれません。
だから中学生に伝えたいことがありました
私は今の仕事が大好きです。
だからこそ、ファッションに関わる仕事は販売員やデザイナーだけではなく、
「似合うを提案する」
という仕事もあるんだよ、と伝えたかったのです。
例えば「野球が好き」と言っても、選手だけが仕事ではありません。
- トレーナー
- 栄養士
- ユニフォームを作る人
- 球場を整備する人
- 少年野球の指導者
同じ「好き」でも、関わり方はたくさんあります。
選択肢を知ることで、自分に合う道を見つけやすくなる。
だから私は、今の中学生たちに少しでも多くの選択肢を届けたいと思っていました。
実は、中学生時代の私は自信がありませんでした
今でこそ派手髪で人前に立っていますが(笑)
中学生の頃の私は、周りの目をとても気にしていました。
自己評価は低いのに、優等生でいようとしていました。
人間関係にも悩みました。
いじめを経験したこともあります。
一人でいることが寂しかったというより、
「一人でいる自分を見られること」が恥ずかしかったのです。
だから嫌われないように振る舞ったり、周りに合わせたりしていました。
「ダサい」の一言で服を選べなくなった
今の仕事につながる出来事もありました。
当時、服装を「ダサい」と言われたことがありました。
それをきっかけに、私は自分で服を選べなくなりました。
友達と遊びに行く日は、
「今日何着ていけばいい?」
と、友達に相談して決めてもらうこともありました。
今思えば、服が問題だったわけではありません。
自分で選ぶことに自信が持てなかったのだと思います。
今でも忘れられない先生の言葉
中学三年生の時、進路に悩んで担任の先生に相談しました。
「私みたいなキャラクターが、あの高校でやっていけるでしょうか」
すると先生は、
「当たり前だろう。今よりもっとおまえに合った出会いがあるから大丈夫」
と言ってくれました。
その時は、そこまで実感できませんでした。
でも高校へ進学すると、本当に中学時代より生きやすくなったのです。
世界は思ったより広かった。
先生の言葉は、本当でした。
20年以上経って再び母校へ
そして今回、ひとつ驚いたことがあります。
実は現在の校長先生は、私が中学三年生の時の担任の先生なのです。
当時、自信のなかった私に言葉をかけてくれた先生。
その先生が校長先生となった学校で、今度は私が講演をする側として立っている。
人生って不思議だなと思いました。
私の言葉が、誰かのヒントになれば
昨年、市民活動センターの方に、
「いつか学校で講演をしてみたいんです」
と話をしていました。
するとご縁がつながり、今回本当に実現しました。
夢は、口に出してみるものですね。
講演当日、体育館で生徒のみなさんの顔を見ながら思いました。
この中にも、昔の私みたいに悩んでいる子がいるかもしれない。
自信を持てない子がいるかもしれない。
将来に不安を感じている子がいるかもしれない。
私の話が正解じゃなくていい。
でも何かひとつでも、生きやすくなるヒントになったら。
少しでも心が軽くなったら。
そんな想いで、お話をさせていただきました。
次回は、実際にどんなことを中学生のみなさんにお伝えしたのかについて書いてみたいと思います。
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